22期生3年4組、クラス同窓会報告。

我々22期生3年4組は、昨年5月21日(日)にコロナ禍により2年間延期していた、
いわゆる還暦同窓会を天満橋ダイニングバー「マメノキ」にて実施しました。
卒業以来44年振りの再会(18歳→62歳)のため、最初は誰が誰かがわからず、自己紹介が必要でしたが、近況報告から始まり、
昔話に大盛り上がりした楽しい会になりました。
22期生同窓会1

年末12月30日(土)には、高校から続けているバンド「スラム」[メンバーは田辺・髙橋・飯田・小松・渡辺]の
年末ライブ(オーティスブルー寺田町)にたくさんの同級生がかけつけました。
22期バンド
嬉しいことにすべての集まりに担任だった柴山恵子先生が参加してくださいました。ありがとうございました。

次回は、再来年の65歳の学年の終了後の令和8年5月に実施する予定です。
22期生同窓会2
前列向かって右から3人目のスーツでノーネクタイが阪井千明です。現在、平野区の加美南中学校で再任用校長をしています。
残り2年で65歳までの任期です。

プチ情報ですが、平野区内中学校11校の校長で平野区内の公立高校(平野高校・長吉高校・東住吉総合高校・東住吉高校)の卒業式に順番で、
来賓として出席するのですが、再来年度の私として65歳最後の年に東住吉高校卒業式に参列することになっています。
22期同窓会3

「(仮称)緑友ホール」内装・外構工事の入札について

大阪府立東住吉高校の創立70周年記念事業として今夏施工する学校食堂改修「(仮称)緑友ホールプロジェクト」の「内装・外構工事」入札を行います。

参加受付開始は2024年4月10日(水)午前10時、締め切り・開札は同日午前11時です。

応札をご検討の方は、緑友会へメールでご連絡ください。入札説明書、仕上げ表など関連書類をお送りします。

緑友会メールアドレス info_ryokuyukai@yahoo.co.jp

よろしくお願いいたします。

創立70周年記念事業実行委員会委員長・緑友会長 川本正人

「(仮称)緑友ホール」空調工事の入札結果

大阪府立東住吉高校の創立70周年記念事業として今夏施工する学校食堂改修「(仮称)緑友ホールプロジェクト」の「空調設備工事」について、2024年3月13日(水)午前、入札を行いました。

応札は1社で、金額は480万円(税別)でした。

これは予算内に納まる額でしたので、この業者を落札者とします。

この工事には、食堂空調機6馬力×4台、厨房空調機5馬力×2台の設置とともに、動力引き込みも含まれています。

ご協力、ありがとうございました。

◇ ◇ ◇

引き続き、「内装・外構工事」の入札を行います。参加受付開始は2024年4月10日(水)午前10時、締め切り・開札は同日午前11時です。

応札をご検討の方は、緑友会へメールでご連絡ください。入札説明書、仕上げ表など関連書類をお送りします。

緑友会メールアドレス info_ryokuyukai@yahoo.co.jp

よろしくお願いいたします。

創立70周年記念事業実行委員会委員長・緑友会長 川本正人

会長だより ㉓ 繁昌亭をわかせた同窓生トーク

(2024年3月10日)

繁昌亭をわかせた同窓生トーク

緑友会長 川本正人(21期)

話芸の聖地でこんな舞台が見られるとは思ってもみませんでした。上方落語を年中楽しめる天満天神繁昌亭で昨夜開かれた「上方林家 染二爛漫lot.32」。冒頭、染二さん(23期)ら母校出身の落語家4人が「高校同窓生トーク」を繰り広げたのです。校舎や食堂メニューの移り変わりなど一般の方々にはほとんど関係のない思い出交じりにもかかわらず、さすがは人気の実力者たち。10分間、会場に笑いと感嘆の声をあふれさせました。

私のいた1階153席はほぼ埋まる盛況。舞台には座布団が4枚。そこに染二さんが一人座って開幕です。「笑点のように並ぶ座布団。実は私どもが卒業しました大阪府立東住吉高校が今年70周年を迎え、本日出演者の皆さんは、それを考えたわけでもないのに全員同窓生なのでございます」と、いきなり出ました母校の名前。しかも「70周年」の冠付き。

染二さんの招きで登場したのは、若手の桂しん吉さん、桂團治郎さん、笑福亭呂翔さん。まずは卒業期数の自己紹介です。「私は23期生。しん吉さんは?」「普通科換算で40期、途中でできた芸能文化科2期です」と東住吉らしい数え方。続いて團治郎さんが「普通科換算で50期、芸能文化科12期」「ほお、23期はその半分やないか。で、呂翔さんは?」「私は普通科換算で60期」「ええっ!23期がものすごく干からびた感じになるなあ」「そうですね」「そうですねえ? 言うたな! ワシにも考えがあるで!」。卒期ネタでもわかせられるんですね。

話題は若手の師匠選びにも。「芸能文化科で落語を教えていたのはうちの師匠の4代目林家染丸。なのに林家には誰も入門しない」と苦笑する染二さんに、若手が「それは『生徒からは取らん』という話があったから。そのうちスゴい師匠に出会って……」と事情を説明。これに染二さんが畳みかけます。「うちの師匠よりスゴかったんやな」「米朝ブランドに揺らいだんやろ」。文字に起こすとキツそうですが、ナマでは師匠方への敬意が感じられました。

終盤は母校に在籍した有名人。女優の中条あやみさんやマナカナこと三倉茉奈さん、佳奈さんを挙げ、「会うたら『先輩やでえ』って言えるんです」と、こちらまでうれしくさせたうえで、「一番有名な人って誰?」と水を向ける染二さん。「そら今やったら中条あやみさん」と断言する若手を前に渋い顔となり、会場は大爆笑。そこで若手がすかさず「染二師匠が一番です!」。大きな拍手で締まりました。

◇ ◇ ◇

さて、この公演を知った私たち緑友会スタッフは、開演前、4人そろい踏みによる母校への創立70周年メッセージを録画させていただきました=写真=。約8分半。直前の打ち合わせのうえぶっつけ本番でしたが、一発OKでした。緑友会ホームページ初の動画として近く公開します。

また収録前には、来場者に配る公演案内チラシの挟み込み作業にもスタッフ5人で参加。あわただしい中で収録に快く応じて下さった皆様を少しでもお手伝いするつもりでしたが、やってみると文化祭の準備のような楽しいひと時になりました。母校の先輩後輩という間柄がそういう気持ちにさせたのかもしれません。皆様、本当にありがとうございました。

会長だより ㉒ 「日常」を取り戻してくれた君たちへ

(2024年3月3日)

「日常」を取り戻してくれた君たちへ

緑友会長 川本正人(21期)

1日に行われた普通科67期、芸能文化科29期、計265人の卒業式。その前日、式の予行の合間に、緑友会の入会式もありました。体育館に集まった生徒たちは、拍手を交えながら、会の話を朗らかに、しっかりと聞いてくれました。以下私からの歓迎のごあいさつを一部採録し、卒業生へのはなむけとさせていただきます。

◇ ◇ ◇

まず、皆さんにお礼を申し上げたい。母校によく、「日常」を取り戻してくれました。本当にありがとう。

皆さんが入学されたのはコロナ禍の真っただ中。伝統行事が中断し、登校もできず、私たちは「体育祭できるやろか」「卒業公演はどうやろ」「部活や授業は」と気をもんでいました。しかし今日を迎えてみると、皆さんはまるで、そんなことはなかったかのように明るく、これまで以上に母校を盛り上げ、伝統をつないでくれました。これは卒業生にとっても、すごくうれしいことです。

その卒業生は2万8000人超。ここまでになると、あらゆる分野、地域、年代でその存在を感じられます。例えば私は普通科21期生です。皆さんとご縁のあった21期生というと、代表は島本一彦先生。17年間、皆さんがお生まれになったころから母校の教壇に立っていました。いよいよこの春、担任をした皆さんと一緒に〝卒業〟されます。もう一人。年1、2回、進路講演会で近畿大学から来ている講師。「夢実現に向けて」と、楽しくためになる話をしていた彼も21期生です。私と同じハンドボール部でした。全国を飛び回る人気講師で、もうすぐ講演4000回を数えます。

このように、21期生に絞ってもすぐ1人2人の顔が浮かびます。それが66期生分いるのです。これはすごい財産です。

しかもこの卒業生たち、たくましくて、母校に愛着を抱いている人が多いです。私たちの母校は、「ぶっ飛んだ経験」「規格外の経験」ができます。例えば伝統行事に学年やクラスを越えて取り組み、力を合わせ、ぶつかり、延々と練習を重ねて一つの形にする。そして思いもよらなかった感動に包まれる。こうした経験です。勉強、スポーツ、技能の習熟に秀でた学校はありますが、それらの土台となる「人間力」を養う場を、全ての生徒に、何度も提供している学校は多くありません。

そして、私たち卒業生も全員、皆さんと同じ空間で、同じような経験をしています。私たちが年齢に関係なく母校を語れるのは、この共通体験のおかげなのです。そういう絆で結ばれた皆さんに、私たちは連帯感を持っています。何かあったら必ず味方になってくれるはずです。

これからの時代、大きな変化があらゆる分野で起きます。戸惑うこともあるでしょう。けれど島本先生に習った日本史でお気づきように、これまで「激動」でなかった時代はありません。常に課題があり、それを乗り越えて次代につなぐ、その繰り返しでした。

皆さんはすでに、皆で乗り越える経験をしています。たくましさも身に着けています。周囲には大勢の卒業生がいます。ですから自信を持って、明るく積極的に、時代に乗り出してください。

もちろん、私たちも応援しています。

24期 同窓会 2024年5月 開催決定!

24期の皆様、還暦の年に同窓会を開催したかったのですが、少し遅れの2024年5月開催する運びとなりました。
ぜひ皆様お誘い合わせの上ご参加下さい。

日時 2024年5月11日(土)13時〜15時
会場 ホテルマイステイズ新大阪コンファレンスセンター
費用 10,500円

詳しい情報、出欠は24期生学校専用ホームページ
http://dousoukaijapan.com/higashisumiyoshi24
で、ご確認ご入力お願いします。

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コメントは緑友会マイページの、イベントページよりお願いします。

お問合せは
世話人 屋良肇 電話番号 090-3039-7585

会長だより ⑳ 「思い出」支援 ―― 平均75歳の霧ヶ峰再訪に寄せて

(2023年10月13日)

「思い出」支援 ―― 平均75歳の霧ヶ峰再訪に寄せて

緑友会長 川本正人(21期)

「モノより思い出。」というミニバンのキャッチコピーが出たのは1999年。バブル崩壊後の「失われた10年」真っただ中でした。あれから四半世紀。人生で一番やらなければならないことは「思い出の積み重ね」だと、年齢を重ねてますます思うようになっています。最期に幸福感をもたらすのは思い出です。それに思い出は「経験」とも言えます。打席に立つことで選球眼が磨かれるように、経験を積むほど人生を切り開く力は強まるはず。お金やモノと違い、失われることもありません。

学校時代の思い出に挙がる修学旅行。けれど東住吉高校では、創立以来30年近く、「霧ヶ峰キャンプ」が〝旅行〟の代わりでした。夏休み中の4泊5日、標高1600㍍の高原で学年丸ごと自活する全国でもまれな行事。寝場所は昔ながらの三角テント。周りにスコップで排水溝を掘り、水平とは言い難いデコボコの地面にロープとペグで設営しました。食事は飯ごう飯やカレー。まきが燃料です。飯ごうの火加減は「はじめちょろちょろ中ぱっぱ」。炊け具合は、小枝をふたに押し当てて感じるコトコトという響きと、お焦げのかすかな匂いで計りました。

多少の風雨ならそれもキャンプ。日中は登山や湿原散策、夜はキャンプファイヤー、そして星空……。太古の昔から、人類はほとんどの歳月をこのキャンプのように生きてきました。宇宙の悠久さ、自然の雄大さ、仲間たちとの一体感を全身に感じて過ごした昼夜は、「自分は小さい」と知る謙虚さと、「食べて眠れば生きていける」というしぶとい生き物感覚を呼び覚ましてくれたと思います。

車山山頂から望む八ヶ岳(正面)。右奥に富士山も浮かぶ(2023年10月、吉川憲司さん撮影)車山山頂から望む八ヶ岳。右奥に富士山も浮かぶ(2023年10月、吉川憲司さん撮影)

その霧ヶ峰を、先日、緑友会の役員ら3人を含む男女5人が2泊3日で訪れました。5期生3人(79~80歳)と16期生、18期生の混成チームで、平均75歳。この夏、同期生との食事会や緑友会の活動でそれぞれ霧ヶ峰が話題になり、互いのメンバーが結びついて「行ってみよう」となったそうです。最初は高校時代同様、大型バスを仕立てての再現旅行を計画しましたが、途中でハタと高齢に思い至り、安全優先で少人数に変更。母校の体育教師15年目の吉川憲司さん(68)(緑友会会計)運転のミニバンで7時間かけて現地入りし、メンバーの一人が63年間保存していたガリ版刷りの「しおり」を参考に行程を組みました。ホンマお元気や。

とはいえ、持病のある人は医師の許可を得ての参加。体調に配慮して一部の行程をホテルで過ごす人もありました。それでも一行は、高原の最高峰・車山(1925㍍)にリフトで上がり、日本アルプスの全景を望む360度の大パノラマを堪能。遠くの富士山にかかっていた雲も、「どっか行って!」「はよ行って!」の大阪弁に気おされたのか、やがてすっきり晴れてくれました。

メンバーの中には、高校当時、霧ヶ峰キャンプに行けなかった女性もいました。健康上の理由でした。彼女は今回、眠る同期生を部屋に残し、夜中に一人、ホテルを出たり入ったり。あの日見られなかった星空を、何とか一目と思われたそうです。長い間、ぽっかりぽっかり欠けたままだった思い出のピース。高原の夜風や流れ星は、ちゃんと届けてくれたでしょうか。

旅の楽しみは、計画段階、最中、行った後のそれぞれにあります。特に「行った後」の思い出は、いつでも何度でも楽しめる宝物です。

これは高校生活も同じだと思います。「卒業後」に残る青春の思い出が、たとえそれが苦いものであっても、決して無駄にならないことを、生きる力になることを、先ほどのメンバーたちが示してくださっています。

緑友会は、同窓会活動とともに「母校支援」を活動の柱にしています。後輩たちにさまざまな思い出を積み重ねてほしいからです。ご支援を募っている「(仮称)緑友ホールプロジェクト」もその一つ。いまだに空調機がなく、昼食時以外は施錠されている薄暗い学校食堂を「にぎわい空間」に改修する計画です。

完成目標は創立70周年の来年夏。生徒たちが明るく楽しく積極的にすごせる環境を少しでも整え、それがご支援くださった卒業生たちの思い出にもなればいいな、と思っています。

25期生、2012年に開催した同窓会の写真を掲載しました。マイページからご覧いただけます。

25期同窓会、11年前の懐かしい会場風景、たくさんの笑顔が見られる写真、19枚を掲載しています。
ご覧になるには「マイページ」から開く「事務局からの共有ドキュメント」の
■25期生期生同窓会アルバムをクリック、タップしてください。
「もう一度会いたい」、きっとそんなワクワクした気持ちになることでしょう。
皆様のご参加、お待ちしております!!

会長だより ⑲ 惜し、夏

(2023年9月18日)

惜し、夏

緑友会長 川本正人(21期)

 

昨日、二上山に登ると、ツクツクボウシがあちこちで鳴いていました。秋の気配を運ぶその声を、いにしえの人々は「つくづく惜し」と聞き、行く夏を惜しんだそうです。

今夏、酷暑と災害に見舞われ続けた現代人は、とてもそんな気持ちにはなれないでしょう。けれど私には一つだけ、「惜し」と思うことがあります。来年の母校創立70周年に向け、みなさまから広くご支援を募ろうと導入した2,000円定額の「コンビニ振込」が8月末で終了したのです。決済システム会社との取り決めによるものですが、大勢の方々にご利用いただいていただけに、もっとPRできなかったか、期間を交渉できなかったかと、心残りです。

7月の「だより⑮」の続きですが、今年度のご支援は、9月初めまでの5か月間で312万1,360円。昨年度1年分の2倍半になりました。件数は966件。これは4倍です。

金額の4割(117万2,000円)、件数の6割(586件)を占めたのが、6月から3か月間限定だったコンビニ振込。会報と一緒にお送りしたお名前入りの用紙をコンビニに持っていくだけで、会則で定めた応援会費1年分と同じ2,000円を送金でき、ご支援のすそ野が一気に拡がりました。一方、郵便振込によるご支援もグンと伸びました。高額のご厚志に加え、コンビニ振込用紙が郵便局でも使えたことから2,000円のご支援も増加。郵便振込だけで昨年度1年分の合計金額、件数を優に超えたのです。

今年度導入した「同窓会システム」では、ご支援金の内訳をさまざまな切り口で取り出せます。データを卒期順に並べるとグラフのようになりました。折れ線グラフは「金額」、棒グラフは「件数」です。

ご覧の通り、30期生前後(50歳代半ば)より上の世代はしっかり厚く、それより若い世代では一気に薄くなっています。人生の四季で言えば「青春・朱夏」と「白秋・玄冬」の間、ツクツクボウシの声聞くころが境目です。暮らしに多少とも余裕が生まれ、来し方に思いをはせる時期に当たるからでしょうか。

ちなみに金額でトップだったのは21期生(63~64歳)。49件、22万4,000円でした。私の期です。といっても転勤族だった私は級友たちと没交渉。起爆剤となってくれたのは、忘年会などで唯一つながっていた元ハンドボール部の仲間でした。ミニ同期会「バーベキュー大会in長居公園」を企画していた彼は、6月初め、参加者向けのLINEに一言添えてくれたのです。

「別件。お手元に緑友会報が届いているかと思います。会長に頼まれた訳ではないけど、応援してあげて下さい」

それからは「親子で振り込んだ」「ワシも行ってきた」といった報告が続々。バーベキューは雨予報で延期となりましたが、ご支援の方は夏嵐。全卒期を通して最も大口のご寄付もありました。みなさん、ホンマ、ありがとう。

クチコミの威力、ご縁の可能性はすごいです。みなさまもご友人へのお口添えを、ぜひお願いします。

さて、創立70周年に向けた取り組みはあと1年続きます。二上山のように次のピークを作っていくのが私たちの課題。どうしようかと考えながら下山していたら、ツクツクボウシが応援合唱を始めました。

〽 つくづく奉仕 / 続々押―し / すくすくよーし / あぁ、いーよ / 尽くしーよ / しっかりーよ / イェーッ!……。