2024年11月、チャリティーマラソン開催<緑友会報告>

緑友会報告 続いて体育科  富田 年久先生よりの報告があります

11月9日(土)雲ひとつない快晴の下、チャリティ100kmリレーマラソンが開催されました。
緑友会は例年参加者支援のためエイドステ-ションを運営していて、その日を文化祭とともにホームカミングデイと位置付け、OB・OGの参加を呼び掛けてきました。
<マラソン、スタートの様子:動画>

100Kマラソン

今年は、いなりずしと豚汁を提供しました。準備に協力いただいたみなさんには朝早くから参加いただき、いなりの小分け作業や豚汁づくりに携わっていただきました。
食材についてはチャリティマラソン参加者+関係者を考慮して560人分として発注しました(ただし、豚汁については水が多かったのか、結果700杯分(お代わり含む)の提供となりました)。
昨年の経験をふまえ、豚汁の具材となる野菜は前日に下準備をして、鍋ごと具材別に分けて袋詰めして持ち込みました。
肉といなりは当日スーパーに予約したものを緑友会事務局で手分けして搬入してもらいました。
いなりについては、2 個ずつのパック詰め直し作業に3人かかりで取り組んでいただきました。
豚汁については3つの鍋で平行して炊き始めました。
<動画はこちら>

鍋3

当日は、このチャリティ100kmリレーマラソンのほか、中学生向けの学校説明会、学校の取り組みを検討する学校協議会が行われるなど盛りだくさんのスケジュールで、校長先生がスタートラインに着いたのが予定時間の1分前という忙しさでした。

川本会長の話では、チャリティ100kmリレーマラソンは当初から担当されていた先生が今年で退任されるそうで、来年からの開催や支援はどうなるのかと思っていたところ、その先生に若い先生お二人を紹介され、その方々から「私たちが受け継ぎます。引き続きご支援ください」とごあいさつをいただいたそうです。

チャリティマラソンがはじまると、それぞれ走り終えた現役生がやってきました。生徒の取次の整理は吉川先生にお願いしました。ゴマ油のとショウガの香りが効いた豚汁は、生徒には好評でした。

次々

消費ペースが思いのほか進まず、豚汁の鍋は2廻りが精いっぱいでした。そのため、最後の2鍋は残りの具材を全部投入したため、超特盛鍋になってしましましたが、参加者配布後の「おかわりタイム」には50人以上の列ができ、ネギ1つ、汁の一滴まで残さず平らげてくれました(高校生の食欲恐るべし)。

今回はスタッフ以外に、21期生が5人来ていただき、うち1人は調理師免許をお持ちでした。
昨年のキッチンカー21期生もそうでしたが、この資格のある人がいると、保健所対策の負担がゼロになります。
来年度のご参加も川本会長からお願いして了解をいただいたようです。

皆様のご協力のもと、無事に終わらせていただき感謝いたします。

最後の最後までおかわりを待つ列が続きましたこと、そして「美味しかった❗️ごちそうさま❗️」と顔をほころばせる様子にこちらも嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
学校、生徒とともにこの様に交流が持てます機会がこれからも続き、支援の輪が広がりますことを願っています。

フェイスブックにリアルタイムで投稿して、拡散もしていたようで、支援の輪が広がるように広報活動にも力を入れてまいります。

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Facebookのコメントを引用

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富田先生からのコメントでは、生徒さんたちはランチをとても楽しみにしていたそうです。

お世辞でもチャリティーマラソンが毎年大成功しているのは緑友会のおかげと言われるとうれしいですね。

スタッフ

<体育科 富田 年久先生からの報告です>
今年も第19回チャリティーリレーマラソンが、大盛況で無事に終えることができました。毎年のことですが、ヒガスミ生たちのエネルギーを感じることができました。
私が、チャリティーリレーマラソンを始めたのは、1995年(阪神淡路大震災が切っ掛けです)からです。前任校である長吉高校で始め、ネパールに4校の学校を建てることができました。子どもたちのお礼の手紙がたくさん届きました。その中で「学校ができても、お金が無く学校に行けない」と言う声がたくさんあったので、学校に行くための奨学金制度を作ろうと思いました。
東住吉高校には、2007年に転勤してきました。その年の秋から、学校に行けないネパールの子どもたちを助ける、チャリティーリレーマラソンを始めました。現在JASSラルパテというNGOを通して、ネパールの6校の学校100人に奨学金を贈っています。
我々は、ネパールだけでなく、東日本大震災の時は陸前高田市にあった高田高校を支援するために、震災後3週間春休みに高田高校支援のチャリティーリレーマラソンを行いました。その時義援金は200万円集まり無事届けることができました。(この年は、2回実施)
18年間続けられたのは、ヒガスミ生たちの心の優しさだと思います。困っている子どもたちがいるなら、手を貸そうと思ってくれます。また、子どもたちは緑友さんの作ってくれる昼食も大きな楽しみの一つになっています。体育祭に並ぶ伝統行事になりつつあると思います。現役生や緑友さんが一体となって、これからも続いていくものと思っています。