<レポート:広報 寺田 正秀 10期>
11月16日大阪府立東住吉高等学校 創立70周年記念式典が校内の体育館で執り行われました。式典は2部構成、続いて9月に食堂の改修を終え新たに「みどりホール」と名付けられた多目的ホールでのお披露目イベントがありました。
その模様を2回に分けお伝えします。
今回第1部、式典の部を式次第に添いご紹介します。
1、2年全員、3年生の一部の生徒と卒業生である緑友会会員約100名が来場され12時に開式となりました。
順に写真と共にご紹介しましょう。
・校長、教頭をはじめ御来賓、創立70周年記念事業実行委員たちが壇上に揃い、開式を待つ会場。
・開式の辞に引き続き国家、校歌を全員で斉唱。♪風きよし 銀杏の木陰〜
① 記念事業実行委員長、緑友会の川本会長よりの挨拶。
改修なった「みどりホール」の「柿おとし」イベントで開催された漫才コンテスト「ヒガスミM1グランプリ」を見て感動した3つのポイント、そこから見えてきた開校以来の伝統とは…かのレオナルド・ダ・ヴィンチを引き合いにしながら、本校が今も昔も様々な経験の場が用意されていること、また学校が楽しく、好きで、一生懸命な若者が集う限り本校は不滅であること、最後に30年後、創立100周年のお祝いの場で、そのとき働き盛りになっている皆さんと、何と95歳の私とが再会しましょう!と締めくくりました。
詳しくは「会長だより」でご覧いただけます。ここからどうぞ
② 続いて西田校長より式辞がありました。お祝いの言葉に続き、昭和30年開校以来の教育の精神が今も受け継がれており今日それは文武両道を目指す理念「二兎を獲る」に表されていること、また現代社会のキーワードである将来にわたる持続的な幸せ、心の豊かさ表す「ウェルビーイング」という考えがあるが、本校が掲げる3つのスクールポリシーの根底にはその考えが流れていること、それらを踏まえ更なる発展へ向け歩み続けるといったお言葉がありました。
③ 来賓として本校と姉妹校提携を結んでいる台湾育成高等中学校の御代表から、勉学やスポーツを通して続けてきた親密な交流が今後ますます盛んになることを願っていることを通訳の方を通し伝えられました。
④ 祝電の披露に続き、創立70周年記念事業実行委員会を代表し「みどり会」の御代表より校長へ記念品贈呈、その目録が手渡されました。記念品は食堂の空調、照明工事、内装整備工事一式です。
⑤ 最後の登壇は生徒会会長、松浦広人さんからの挨拶。このような盛大な記念式典が開かれたことへの喜びと御礼、本校の特長の一つに豊かなボランティア精神があること、その精神を大切にすると共に先輩たちが築いてきた70年の歴史と伝統を理解し直し、未来へ向け新たな時代を切り拓いていくという力強い言葉が印象的でした。
最後に閉式の辞があり、約1時間の式典は終了しました。
引き続き「卒業生による公演の部」をレポートしますのでご覧ください。