お知らせ
繁昌亭大賞を受賞、落語家 桂佐ん吉さんと講談界で活躍中の旭堂南龍さんにインタビュー!
2026年1月29日
桂佐ん吉さん(45期)が、この度繁昌亭大賞を受賞されました。繁昌亭大賞とは、落語家として25年以下の経歴を持ち、有識者の投票によって、一年間の活動を総合的に審査をして選ばれる、栄えある賞です。
今回は、入門同期の笑福亭鉄瓶さんとのお二人で受賞されました。
緑友会の広報は早速、桂佐ん吉さんに取材をお願いすると、快く引き受けてくださいました。
取材の場所は此花千鳥亭でした。12月24日の千鳥亭水曜寄席で、桂佐ん吉さんと、同じく芸文科で(42期)の講談師の旭堂南龍さんのお二人にインタビューすることができました。
本日の演目は,南龍さんが「三村の薪割り」佐ん吉さんが「はてなの茶碗」でした。
お二人共、お疲れの所を一時間余りも、私達のインタビューに真摯に応えてくださいました。

インタビューに快くお応えいただいた桂 佐ん吉さんと旭堂南龍さん
落語と講談、それぞれの出逢いは、芸の道を究めた師匠方との出会いでした。
佐ん吉さんは、その後落語家を志し、ワッハ上方で観た桂吉朝師匠の芸に惚れ込み、高校三年生の九月に、吉朝師匠に入門しました。
しかし、吉朝師匠に弟子入り後わずか三年で、師匠は病気でお亡くなりになりました。
突然師匠を失って、不安や将来への心細さが襲って来ましたが、兄弟弟子達が助け合って乗り越えることが出来たそうです。
吉朝師匠の一番心に残っている教えは、言葉を大切にするということでした。例えば、「それでちょっと、天婦羅で一杯。」という言葉の中の「ちょっと」という何気ない言葉を大切にすることが、いかに大事かということでした。
南龍さんが仰った小さなことの積み重ねの大切さと共通していると言えるでしょう。
また、南龍さんはこうも仰っています。「母校では他の高校では学べない、日舞や三味線、唄などの芸能の基礎を学べることは、とても有難いことです。」と。
また、佐ん吉さんも、「芸文は現場で覚えないといけないことを体系的に教えてくれる芸能全般のシステムや、有能な講師の先生方の指導交流を図り、大切にすることが将来にとても役に立つ。」と仰っています。
昨今、少子化や授業料の無償化で定員に満たない学校が増えて来ている危機感をお二人に伝えると、真剣に耳を傾けてくださいました。
その事実に関連して、落語と講談を後世に継承していきたいという夢を語ってくださいました。
実際に南龍さんは、定期的に子どもさん向けの講談教室を実践されておられます。
厳しく、時には優しく、そして解り易く楽しい教室と発表会をされて素晴らしい事です。
佐ん吉さんは神戸新開地の喜楽館アワード2025で昨年の12月7日優勝されて、副賞の「いか天大王」一年分を神戸の子ども食堂に配り、子ども達のネットワークを築いて喜楽館で落語教室を開きたいと仰っています。
有言実行のお二人は、これからも「いけいけどんどん、好きなことをとことんやることの大切さ」を私達に目を輝かせながら語ってくださいました。
今年も益々お忙しくなる桂佐ん吉さんと、旭堂南龍さんの御活躍を注目していきたいと思います。
併せて、母校の卒業生の方々の御活躍を心より願っております。
旭堂南龍さん、桂佐ん吉さん誠にありがとうございました。
(取材と文 山口文子・写真 渡真利由香)

取材を終えて、左から南龍さん、広報の山口、渡真利、佐ん吉さんと此花千鳥亭にて。
今回は、入門同期の笑福亭鉄瓶さんとのお二人で受賞されました。
緑友会の広報は早速、桂佐ん吉さんに取材をお願いすると、快く引き受けてくださいました。
取材の場所は此花千鳥亭でした。12月24日の千鳥亭水曜寄席で、桂佐ん吉さんと、同じく芸文科で(42期)の講談師の旭堂南龍さんのお二人にインタビューすることができました。
本日の演目は,南龍さんが「三村の薪割り」佐ん吉さんが「はてなの茶碗」でした。
お二人共、お疲れの所を一時間余りも、私達のインタビューに真摯に応えてくださいました。

インタビューに快くお応えいただいた桂 佐ん吉さんと旭堂南龍さん
落語と講談、それぞれの出逢いは、芸の道を究めた師匠方との出会いでした。
佐ん吉さんは、その後落語家を志し、ワッハ上方で観た桂吉朝師匠の芸に惚れ込み、高校三年生の九月に、吉朝師匠に入門しました。
しかし、吉朝師匠に弟子入り後わずか三年で、師匠は病気でお亡くなりになりました。
突然師匠を失って、不安や将来への心細さが襲って来ましたが、兄弟弟子達が助け合って乗り越えることが出来たそうです。
吉朝師匠の一番心に残っている教えは、言葉を大切にするということでした。例えば、「それでちょっと、天婦羅で一杯。」という言葉の中の「ちょっと」という何気ない言葉を大切にすることが、いかに大事かということでした。
南龍さんが仰った小さなことの積み重ねの大切さと共通していると言えるでしょう。
また、南龍さんはこうも仰っています。「母校では他の高校では学べない、日舞や三味線、唄などの芸能の基礎を学べることは、とても有難いことです。」と。
また、佐ん吉さんも、「芸文は現場で覚えないといけないことを体系的に教えてくれる芸能全般のシステムや、有能な講師の先生方の指導交流を図り、大切にすることが将来にとても役に立つ。」と仰っています。
昨今、少子化や授業料の無償化で定員に満たない学校が増えて来ている危機感をお二人に伝えると、真剣に耳を傾けてくださいました。
その事実に関連して、落語と講談を後世に継承していきたいという夢を語ってくださいました。
実際に南龍さんは、定期的に子どもさん向けの講談教室を実践されておられます。
厳しく、時には優しく、そして解り易く楽しい教室と発表会をされて素晴らしい事です。
佐ん吉さんは神戸新開地の喜楽館アワード2025で昨年の12月7日優勝されて、副賞の「いか天大王」一年分を神戸の子ども食堂に配り、子ども達のネットワークを築いて喜楽館で落語教室を開きたいと仰っています。
有言実行のお二人は、これからも「いけいけどんどん、好きなことをとことんやることの大切さ」を私達に目を輝かせながら語ってくださいました。
今年も益々お忙しくなる桂佐ん吉さんと、旭堂南龍さんの御活躍を注目していきたいと思います。
併せて、母校の卒業生の方々の御活躍を心より願っております。
旭堂南龍さん、桂佐ん吉さん誠にありがとうございました。
(取材と文 山口文子・写真 渡真利由香)

取材を終えて、左から南龍さん、広報の山口、渡真利、佐ん吉さんと此花千鳥亭にて。
