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普通科4期、吉平さん84歳のリサイタル 🎶 約30曲熱唱 🎤

10月12日(祝)、阿倍野区民会館小ホールで、普通科4期生、北川吉平さんのリサイタル「吉平傘寿+フォーに唄う」が開かれました。
勤めていた府立天王寺高校の教え子ら約200人を前に、2時間で30曲近くを披露。合間には、人生の原点となった母校東住吉高校の様々な思い出が朗読されました。
(普通科21期 柴谷奈津子)
 
長年の介護の末、4年前鬼籍に入った妻をしのぶ「仏教讃歌」で開幕。3部構成でロシア民謡、日本民謡、愛唱歌と多彩なレパートリーの独唱が続きました。車いすの84歳とは信じられない声量と技量でした。
ピアノ伴奏は府立平野高校勤務時の同僚樋口博行さん。最後は天王寺高校合唱クラブのOBOGが客席から壇上に上がり、「翼をください」「今日の日はさようなら」など3曲を、一緒に笑顔で歌い上げました。

理科教諭としてだけでなく、山岳部顧問をはじめ野外行事などにも尽力してきた北川さん。体験をつづった文集は14冊に上ります。
精力的な活動の原点は創立4年目の東住吉に入学したところにあるそうです。
体育館もプールもなく、生徒たちが溝掘り作業をしなければならなかった新設校。
その一方、徒歩通学励行、冬の防寒具禁止、当麻寺での勉強合宿、霧ヶ峰教育キャンプ、マラソン大会など、その後も長く伝統となったユニークな取り組みが行われていました。
それらが「挑戦」する力の源になったと言います。

北川さんを歌と結びつけたのも当時の音楽の先生でした。
「愛唱歌は人生を支えてくれる」というその恩師の言葉を胸に、大学では混声合唱団に入り、7年前には登山や野外活動で教えてきた「山の歌コンサート」も開いています。

「山の歌」に続くこの日のリサイタルでの朗読は、こうした母校と北川さんの来し方が、歌に負けないボリュームで代読されました。

傘寿を超えて執筆に、歌にとまい進する大先輩に、心より拍手を送ります。 


⬇フィナーレは教え子との合唱