学校情報
校歌紹介
「薔薇は清純」という麗辞が私の内部で結晶を遂げた刹那、わが東住吉高等学校校歌の姿勢がたちどころに決定いたしました。
5 月20 日のさわやかな朝のことで、去年のくれにはじめて私が学園を訪れて、親しく校風をまのあたりにしてから半年に近い光陰が流れたことは諸君のすでにご承知の通りで、校長先生はじめ、諸先生、又当日お目にかかって校歌についての希望や意見を交換した生徒会の代表の諸君はさぞかしこんどの校歌の完成を待ち侘びていらしたこととお察しいたします。しかし、一見空についやされたと思われるこの時間は、5節3 章より成るこんどの作品のモチーフとなった「薔薇は清純」の7 音のクリスタルゼーションのために傾けられたと申してよろしいでしょう。
それにしても、作者の自由にたっぷりと時間を籍して下さり、その間私の疎懶を一言も責められなかった御関係者諸君の寛容な精神に対しては深く敬意と謝意を表する所以であります。
なお、この度の作品の特徴は全ての章節を尽くす体言止めにした点でこれは東住吉高校が、堅い精神基盤の上に立って高い理想の世界を志向する止みがたいすがたを具象したもので、諸君が勇気と自信を以って、清く明るく力強くこの校歌を高唱することによって、校風を永遠に高昇して頂ければ作者にとって望外の光栄であります。 (作者のことば)
※創立50周年記念誌から「校歌について」を転載


