お知らせ

緑友会総会「会報電子化」など承認、舞台公演も多彩に

今年度緑友会総会が6月22日(日)、緑友会館1階のみどりホールで開かれました。


スタッフを合わせ55人が参加。「会報の段階的な電子化移行」を含む今年度事業計画など全議案を原案通り可決し、第2部では吹奏楽部や卒業生による公演が行われました。
(3時間にわたった当日の模様は動画を交えて改めてご報告します。議事の資料は18日にアップした通りです。)
 
同ホールは、昨年度の創立70周年記念事業で緑友会が中心となって食堂から多目的仕様に改修した施設です。
この日はそのホール機能を生かし、プロジェクターや音響機器、可動舞台を用いて「観る、聴く、話す」の体感度を高めました。
 
午後1時半、渡真利由香副会長(普通科25期)の司会で開会。
川本正人会長(同21期)がホール事業への協力を謝し、「楽しい総会、元気な卒業生の姿を通して母校の良さを伝えよう」とあいさつ。
西田恵二校長が学校の取り組みや考え方を1枚の表にまとめた「ヒガスミ羅針盤」の予定稿を示し、「本校は同窓会に支えられているところが大変大きい。応援団であり続けていただきたい」と呼び掛けました。


【昨年度の報告】
最初に川本会長が、この3年間「70周年」をテコに進めてきた、同窓会システムの導入(名簿管理などに活用)、ホームページの整備など「緑友会のデジタル化」の全体ストーリーを紹介。
続く昨年度事業報告では、津地嘉代子副会長(同21期)がスライドショーを交え、「みどりホールの整備」を中心とする記念事業などの取り組みを再現。
2年間のご支援金の分析と将来の課題については川本会長がグラフを映して説明しました。
決算報告は松井厚会計(同21期)が行い、「紙」の会報発行費用が、唯一の固定収入である新卒生の入会費を大きく上回っている状況にも触れました。


 【今年度の計画】
糸井利則会計監査(同23期)の監査報告を経て、後半は今年度事業関係。
コロナ禍脱却と周年事業完了を受けた「同窓会活動の活性化」、みどりホールを拠点に加えた「会員交流事業の促進」、会報電子化移行の立案やホームページ充実を柱とした「広報の改革」などの計画を末浪芫樹副会長(芸能文化科2期)が、また予算案を吉川憲司会計(普通科16期)が報告しました。
 
【質疑】
会員からは「電子化には賛成だが、パソコンを持たない人もいる」
「(3万人近い会員に対し)会報郵送が1.7万人とはどういうことか」
「若い会員を巻き込む企画を」--といった積極的な発言が相次ぎました。
川本会長は「電子化は『軟着陸』させる。全会員への配慮を心がけ、無理の少ない移行を計画する」
「導入した同窓会システムには、所在不明者を示し、その人の情報を寄せてもらう仕組みも入っている。名簿は緑友会の生命線。会員のご協力を得て改善に努める」
――などと回答。議案への反対意見はありませんでした。

最後に寺田正秀広報委員(普通科10期)が、3月末にリニューアルしたホームページを投影。動画や投稿の活用など、他の同窓会ホームページには例の少ない特長を紹介しました。
 
【第2部 公演】(詳細は改めて)
テーブルにお菓子とお茶を並べ、吹奏楽部の校歌演奏で開幕。
山口文子さん(青空みかん、普通科18期)の「紙芝居」、
映画監督岡田有甲(ゆうき)さん(同17期)のあいさつと出来上がったばかりの最新作「ヤマトタケル白鳥伝説」予告編の上映、
平井勢津子さん(同20期)の詩吟、
内本由美子さん(同18期)のピアノ演奏、
糸井利則さん(同23期)のサックス演奏、
渡真利由香さん(同25期)の三線演奏
――を楽しみました。





会場には、霧ヶ峰キャンプに始まる宿泊旅行や体育祭の移り変わりなどを記録する「ヒガスミ年表」作成模造紙が張り出され、参加者が該当個所に付せんをはって埋めていきました。
 
長時間にわたり、熱心にご討議、ご鑑賞いただいた皆様、ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。