お知らせ
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2025年4月9日
事務局日誌 2025年4月9日(水) ◆70周年植樹のしだれ桜◆26期還暦同窓会に180人参加予定◆新HPの管理画面説明会
◆70周年植樹のしだれ桜
昨年1月、普通科3期生の島崎章さん(1964年の東京五輪選手)が創立70周年の記念にしだれ桜を植樹してくださいました。今年も淡いピンク色の花を見事に咲かせました。場所はプールと南館の間です。
100周年を迎える頃には、立派な大木になっていることでしょう。
島崎さんが整備してきたしだれ桜の名所「高見の郷」(奈良県東吉野村杉谷)では、これからが見頃。しだれ桜ばかり1000本も咲くところは日本でも他には見られません。(吉田)
◆26期還暦同窓会に180人参加予定
5月3日に開催される普通科26期生(566人)の還暦同窓会幹事、宮谷有希子さんが事務局に来られました。
180人もの参加者だそうで、卒業後42年ですごい出席率!
「それだけ高校生活にいい思い出があるってことでしょうね」と宮谷さん。
還暦を迎えて、これからの人生を旧友と語り合う節目の同窓会。報告を楽しみにしています。(しばたに)
◆新HPの管理画面説明会
9日に本公開された緑友会・新ホームページの編集操作方法などについて、改訂作業をした同窓会関連サービス会社の担当から説明を受けました。
広報委員や事務局員ら5人が出席。旧ホームページ時代を含めこれまでこうした機会はなく、各自で恐る恐る試行錯誤を繰り返して何とか記事をアップしてきたのですが、これでスッキリしました。
新ホームページは、動画を活用した多彩な発信がウリ。会員からの投稿も積極的に受け入れ、双方向の情報交流を図ります。(川本)
昨年1月、普通科3期生の島崎章さん(1964年の東京五輪選手)が創立70周年の記念にしだれ桜を植樹してくださいました。今年も淡いピンク色の花を見事に咲かせました。場所はプールと南館の間です。
100周年を迎える頃には、立派な大木になっていることでしょう。
島崎さんが整備してきたしだれ桜の名所「高見の郷」(奈良県東吉野村杉谷)では、これからが見頃。しだれ桜ばかり1000本も咲くところは日本でも他には見られません。(吉田)

◆26期還暦同窓会に180人参加予定
5月3日に開催される普通科26期生(566人)の還暦同窓会幹事、宮谷有希子さんが事務局に来られました。
180人もの参加者だそうで、卒業後42年ですごい出席率!
「それだけ高校生活にいい思い出があるってことでしょうね」と宮谷さん。
還暦を迎えて、これからの人生を旧友と語り合う節目の同窓会。報告を楽しみにしています。(しばたに)
◆新HPの管理画面説明会
9日に本公開された緑友会・新ホームページの編集操作方法などについて、改訂作業をした同窓会関連サービス会社の担当から説明を受けました。
広報委員や事務局員ら5人が出席。旧ホームページ時代を含めこれまでこうした機会はなく、各自で恐る恐る試行錯誤を繰り返して何とか記事をアップしてきたのですが、これでスッキリしました。
新ホームページは、動画を活用した多彩な発信がウリ。会員からの投稿も積極的に受け入れ、双方向の情報交流を図ります。(川本)
2025年4月7日
事務局日誌 2025年4月7日(月) ◆入学式
◆入学式
普通科71期、芸能文化科33期、共生推進教室6期、計8クラス320人の入学式が体育館で行われました。
「充実した高校生活を創造します」と新入生代表。西田恵二校長は、北海道のロケット開発者の言葉「思いは招く」を贈り、「思いを持って一瞬一瞬を大切に」と呼び掛けました。
様々な経験を経て、3年後の卒業式ではどんな答辞を聞かせてくれるのでしょう。その日まで、緑友会も応援しています。(川本)
普通科71期、芸能文化科33期、共生推進教室6期、計8クラス320人の入学式が体育館で行われました。
「充実した高校生活を創造します」と新入生代表。西田恵二校長は、北海道のロケット開発者の言葉「思いは招く」を贈り、「思いを持って一瞬一瞬を大切に」と呼び掛けました。
様々な経験を経て、3年後の卒業式ではどんな答辞を聞かせてくれるのでしょう。その日まで、緑友会も応援しています。(川本)
2025年4月2日
事務局日誌 2025年4月2日(水) ◆体育祭は5月24日(土)
◆体育祭は5月24日(土)
新年度がスタートし、学校の年間行事予定も決定しました。
体育祭は5月24日(土)です。
緑友会は毎年、在校生のパワフルな競技とパフォーマンスが見られるこの日を「ホームカミングデイ」とし、卒業生の観覧を歓迎しています。
例年のテント設営に加えて、今年度はリニューアルしたみどりホールにも休憩所を設けます。
同窓生を誘ってぜひ観に来てくださいね。(しばたに)
新年度がスタートし、学校の年間行事予定も決定しました。
体育祭は5月24日(土)です。
緑友会は毎年、在校生のパワフルな競技とパフォーマンスが見られるこの日を「ホームカミングデイ」とし、卒業生の観覧を歓迎しています。
例年のテント設営に加えて、今年度はリニューアルしたみどりホールにも休憩所を設けます。
同窓生を誘ってぜひ観に来てくださいね。(しばたに)
2025年3月29日
会長だより ㊵ えびす柱
(2025年3月29日)
えびす柱
緑友会長 川本正人(普通科21期)
創立70周年記念事業実行委の会計監査・糸井利則さん(普通科23期)から昨日夕、会計チェック完了の報告が、押印した決算書の写真とともにLINEで送られてきました。着工直後に損傷が発覚した「みどりホール」のメインの梁(はり)も先月末、緑友会の提案通り、直径28㌢の丸鋼管で下から支える方法で施工完了。
人気番組「プロジェクトX」ならぬ緑友会の「プロジェクトR」が大団円を迎えました。
記念事業の収支と経過はこちら。パソコンからが見やすいです。
今年度の一連の事業で「緑友会が一番誇れるものは?」と問われたら、私はこの補強柱を挙げます。人々の安全を第一に考え、あきらめずに行動した結果だからです。

補強の丸柱(右)。奥の中央柱とともにホールを支える。
少し振り返ります。
学校食堂のホール化着工から3日目の昨年7月12日。天井を撤去して現われたコンクリート梁は、南北12㍍の下部全面がかき削られ、鉄筋がろっ骨のように浮き出ていました。そして見つかったのが、建物の強度を著しく損ねる「構造クラック」(危険な亀裂)。東西の梁と交差する建物中心近くにありました。
「大地震に耐えられない可能性が高い」
それが設計・施工監理を無償で担ってくれた一級建築士(普通科24期)の判断でした。
当時の記事はこちら
足りない資金、迫る工期、相次いで見つかる老朽建物の危険個所、それらをクリアした先に待っていた難問。
府教委が示したのは、「鉄筋にさび止め、クラックにモルタル注入」という〝骨折に赤チン〟のような補修方法。しかも「やるならそちらで」。府教委が言う以上、学校側にとってもそれがファイナルアンサーでした。
けれど命に関わる問題です。何もなかったことにはできません。府も学校も手を付けないなら、緑友会が資金を集めて対策を講じるか、PTAや地域団体まで巻き込むか……。
緑友会のスゴいのはここからです。そんな相談をして回る私に、複数のスタッフが言ってきたのです。
「府教委と話せるよう、ちょっとツテに当たりますわ」
彼らはそれぞれ、本当に府教委に働きかけ、8月末、緑友会との直接交渉にこぎ着けてくれました。
完成間近のホールに来られた府教委の3人は率直でした。「どれだけ危険なのかわからない」「どれだけ対策が必要なのかも答えがない」。もっともなお悩みだと思いました。
それでもこちらからは「施工監理している一級建築士は『危険』と判断している」「わからないから『何もしない』ではなく、『どこまでできるか』を検討いただきたい」と訴えました。
この時、私が言い添えた言葉があります。
「お金がないのはわかります。けれどこのホールから、いずれビル・ゲイツなみの納税者が出ます」
冗談と思われたようですが、私は本気でした。3か月後の創立記念式典あいさつで触れることになる「レオナルド・ダ・ヴィンチの手記」を、その夏読んでいたからです。
式典あいさつはこちら
500年前の万能の天才は、手記の中で自身を「経験の弟子」と呼んでいます。観察し、触り、実験し、デッサンし、文章にして考え抜く。五感の全てで対象にのめり込む。経験が知識に勝ることを、手記は示していました。
私たちが目指したのは、きれいな食堂ではありません。「経験」を伝統とする母校の砦としてホール化しました。
だからきっぱり、「ここからビル・ゲイツが出る」のです。
浄財で行われたホール整備や危険個所の改修に心を動かされたのか、ひょっとしたら謝意の気持ちも抱かれたか。
最後におっしゃったのは「対策案を示してもらえれば、こちらも検討しやすい」でした。
緑友会が学校を通じて示した案が補強柱。安価で工期も1週間程度です。
府教委と学校はこれをもとに、屋上の防水工事や緑友会館の手すり塗装まで含めて入札し、2月下旬に施工。計120万円でした。
大黒柱に次いで重要な柱を「えびす柱」といいます。
皆さんにとって一番大事な柱ではありませんが、緑友会もホールの補強柱のように、会員や母校の「えびす柱」でありたい。
そう願って新年度に臨みます。