卒業生101名と先生2名の103名が出席。
71才になってもなお、100名を超える出席者があり、
みんな高校生時代に戻った様に大盛況でした。
3年1組担任の 田中 譲 先生と3年5組担任の
角森 雍次郎 先生の2名です。
会員の皆様、いつもご支援ご協力ありがとうございます。
毎週水曜日には開設している緑友会館の緑友会事務局は12月25日(水)、2025年1月1日(水)の2日、お休みをいただきます。
ご了承くださいますようお願いいたします。
<広報 寺田>
<レポート:広報 寺田正秀 10期>
来賓をお招きし粛々とすすめられた式典に続き、公演では落語や講談の世界で活躍している9人の卒業生による多彩な演目が会場を埋めた生徒やOB、OGを大いに楽しませてくれました。
その模様を順にご紹介します。簡単なYouTube動画も後日配信する予定です。
卒業生を招き式典に花を添えようという企画は萩原前校長のアイデア、それを受け落語家の林家染二さんが卒業生の芸人さんたちに声がけしていただき、皆さんが「喜んで!」と快諾のもと、芸能文化科の久下先生、染二さん、桂團次郎さんらにより演目構成などを考えいただいて実現したものです。
出演いただいた卒業生。左から落語家、桂 佐ん吉さん(芸能文化科7期生)、桂 久寿玉さん(同、25期生)、講談師、旭堂南龍さん(同4期)、囃子方 岡野 鏡さん(同19期)落語家、林家染二さん(普通科23期)、桂 團次郎さん(芸能文化科12期)、桂 しん吉さん(同2期)、笑福亭呂翔さん(同22期)、桂 吉坊さん(同5期)の揃い踏みです。
上の写真は開演前、緑友会から次号の会報へ公演記事を掲載するためアンケートをお願いしているところ。
長唄を演奏する芸能文化科生徒3年生のご挨拶の一コマです。
華やかな幕開けは「長唄」、芸能文化科3年生とプロの囃子方の皆さんと息のあった合奏です。
続いて「トザイ、トーザーァイ」染二さんら9人お一人お一人から、お祝いの言葉、自己紹介がありました。
続いて桂 佐ん吉さんの司会進行で登場した講談師 旭堂 南龍さん。本校がある平野地区が大阪夏の陣、冬の陣の戦場であり、真田幸村の攻撃に徳川家康が九死に一生を得た話、そこから杭全(くまた)の地名が生まれた話を、まるで見てきたような調子で語り、一同感心するやら、本当?と疑うやらの中、拍手で終演。
次の演目は、桂 しん吉さんらによって卒業アルバムから厳選した写真をプロジェクターで映し出しながら、写真にまつわる話、当時の校舎のこと、その後の発展など、染二さん、呂翔さんも加わり生徒には興味深い思い出話が次々披露されました。
染二さんから「私がいたころの体育祭で4つの団の他“おにぎり団”なるものがあり、お米を渡すと放課後の体育祭準備でお腹が空いたときに、おにぎりがもらえるというような団がありました、ご来場の卒業生で憶えておられる方、おられますか?」に憶えているよと、多くの声が返ってきました。
続いては5人の生徒が登壇し團次郎さんの進行で「ヒガスミクイズ大会」。久寿玉さん、吉坊さんも加わり「今はあって昔はなかったクラブは何でしょう?」「染二兄さんがいた頃の食堂で、きつねうどんの値段はいくら?」、また「通学で多くの在校生が使った近鉄針中野駅、針中野の由来は?」という質問には壇上の5人からではなく着席している生徒が手をあげ、すらすらと正解し拍手喝采を受けるシーンも。
最初は緊張からか、なかなか手を上げられなかった生徒たちも落語家さんたちの絶妙な進行の中、名回答、迷回答でポイントをゲット。クイズの答えは後日公開する動画でお確かめください。
落語家対生徒の大喜利コーナー、進行は佐ん吉さん。まずは「なぞ掛け」です。お題の「ヒガスミと掛けまして何と解く」に「洞窟と解きます、その心は、共に奥が深いでしょう」と生徒。これに落語家チームからは「審判員だらけの相撲と解く、その心は、行事が多いでしょう」などとやりとりが続きました。
続く「あいうえお作文」、5人が順に「あ」のつく話、「い」のつく話とつないでいき最後の人が「お」がつく話でまとめるというもの。謎かけや作文の出来はどっちが良かった?の判断を委ねられた観客は何とプロの落語家チームへの拍手はゼロ、
対する生徒チームへは万雷の拍手、圧倒的な勝利をあげた生徒たちは意気揚々、落語家たちからの「ぜひあなたの弟子にしてください!」に起きた爆笑と共に幕となりました。
いよいよ最後の演目はお芝居で上演される「御家騒動」を題材にその名場面を5つの踊りで表す「五段返し」。踊りは桂 吉坊さん、後ろで三味線と謡の岡野 鏡さん、その他のメンバーが笛、太鼓、銅鑼、拍子木などで盛り上げました。軽妙かつ日本の芸能文化の多彩さを感じさせる芸は「さすが」の感あり。
拍手で全ての演目が打ち止めとなりました。
この日のために万障繰り合わせて来校し、公演いただいた染二さん他、皆様へ感謝の花束が贈呈されました。本日は誠にありがとうございました。
本公演の締めとして観客ともども大阪ならではの手締め「大阪締め」、発声は西田校長です。
拍手で出演者をお送りし全ての記念式典が滞りなく終了しました。
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しばらくの後、改修なった食堂では「みどりホールお披露目会」が催され多くのOB、OGが集いました。寛いだ雰囲気の中、ブラスバンド部によるファンファーレでスタートです。続いての演奏、少人数ながら迫力ある演奏は日頃の熱心な練習の成果であることを思わせるものがありました。演奏後は一期生で85歳の辻さんから当時を振り返り3年間のエピソードをユーモアたっぷりにお話しされました。「5分でお願いと言われていますが、とてもそれでは短い!」と言われ長いお話しかと皆さん覚悟をしていましたが、結果的には15分を越えるお話にも関わらず、その当時のお話しに引き込まれ、聞き応えのあるお話しでした。
校舎はまだなく、天王寺高校で入試、合格後の授業も隣の摂陽中学のトタン屋根のバラック校舎での授業、針中野駅からその校舎までの通学時、建物はなく大和川の堤防が見えたものでした。2年次になりようやくこの地に完成した校舎で学べるようになった時には本当に感激したものです。
水泳の授業はわざわざ難波プールまで出かけました。3年次受験準備のための当麻寺合宿では1日10時間も勉強を続けたにも関わらず結果は大したものではなかった、やはり短時間集中では無理だったのでしょう。
修学旅行は霧ヶ峰でのキャンプでした、テントと宿泊施設「ヒュッテジャベル」とを男子、女子1日置きに交代、外でのご飯炊きには苦労した思い出があります。
迎えた卒業式もやはり大テントのもとでの挙行でした。卒業後、同窓会組織である緑友会の会長を何と50年も務める結果となりましたが、こんなに長いのは日本で私だけではなかろうか、自負しています、とのお言葉で笑いを取るなどその話ぶりにはかくしゃくとしたものがありました。最後に辻さんのご要望のもと全員で万歳三唱をし、再びブラスバンドの校歌演奏で唱和しお披露目会は無事終了です。
余興として23期、糸井利則さんのサックス、曲は「仰げば尊し」。締めくくりは20期、平井吟雪(勢津子)さんの詩吟。
12時より始まった創立70周年記念式典はこれにて滞りなくお開きを迎えました。ご来場、ご参加いただきました緑友会会員の皆様には共に創立記念を祝っていただき感謝申し上げます。
11月16日大阪府立東住吉高等学校 創立70周年記念式典が校内の体育館で執り行われました。式典は2部構成、続いて9月に食堂の改修を終え新たに「みどりホール」と名付けられた多目的ホールでのお披露目イベントがありました。
その模様を2回に分けお伝えします。
今回第1部、式典の部を式次第に添いご紹介します。
1、2年全員、3年生の一部の生徒と卒業生である緑友会会員約100名が来場され12時に開式となりました。
順に写真と共にご紹介しましょう。
・校長、教頭をはじめ御来賓、創立70周年記念事業実行委員たちが壇上に揃い、開式を待つ会場。
・開式の辞に引き続き国歌、校歌を全員で斉唱。♪風きよし 銀杏の木陰〜
① 記念事業実行委員長、緑友会の川本会長よりの挨拶。
改修なった「みどりホール」の「柿おとし」イベントで開催された漫才コンテスト「ヒガスミM1グランプリ」を見て感動した3つのポイント、そこから見えてきた開校以来の伝統とは…かのレオナルド・ダ・ヴィンチを引き合いにしながら、本校が今も昔も様々な経験の場が用意されていること、また学校が楽しく、好きで、一生懸命な若者が集う限り本校は不滅であること、最後に30年後、創立100周年のお祝いの場で、そのとき働き盛りになっている皆さんと、何と95歳の私とが再会しましょう!と締めくくりました。
詳しくは「会長だより」でご覧いただけます。ここからどうぞ
② 続いて西田校長より式辞がありました。お祝いの言葉に続き、昭和30年開校以来の教育の精神が今も受け継がれており今日それは文武両道を目指す理念「二兎を獲る」に表されていること、また現代社会のキーワードである将来にわたる持続的な幸せ、心の豊かさ表す「ウェルビーイング」という考えがあるが、本校が掲げる3つのスクールポリシーの根底にはその考えが流れていること、それらを踏まえ更なる発展へ向け歩み続けるといったお言葉がありました。
③ 来賓として本校と姉妹校提携を結んでいる台湾育成高等中学校の御代表から、勉学やスポーツを通して続けてきた親密な交流が今後ますます盛んになることを願っていることを通訳の方を通し伝えられました。
④ 祝電の披露に続き、創立70周年記念事業実行委員会を代表し「みどり会」の御代表より校長へ記念品贈呈、その目録が手渡されました。記念品は食堂の空調、照明工事、内装整備工事一式です。
⑤ 最後の登壇は生徒会会長、松浦広人さんからの挨拶。このような盛大な記念式典が開かれたことへの喜びと御礼、本校の特長の一つに豊かなボランティア精神があること、その精神を大切にすると共に先輩たちが築いてきた70年の歴史と伝統を理解し直し、未来へ向け新たな時代を切り拓いていくという力強い言葉が印象的でした。
最後に閉式の辞があり、約1時間の式典は終了しました。
引き続き「卒業生による公演の部」をレポートしますのでご覧ください。
ここから公演のページへ
緑友会報告 続いて体育科 富田 年久先生よりの報告があります
11月9日(土)雲ひとつない快晴の下、チャリティ100kmリレーマラソンが開催されました。
緑友会は例年参加者支援のためエイドステ-ションを運営していて、その日を文化祭とともにホームカミングデイと位置付け、OB・OGの参加を呼び掛けてきました。
<マラソン、スタートの様子:動画>
今年は、いなりずしと豚汁を提供しました。準備に協力いただいたみなさんには朝早くから参加いただき、いなりの小分け作業や豚汁づくりに携わっていただきました。
食材についてはチャリティマラソン参加者+関係者を考慮して560人分として発注しました(ただし、豚汁については水が多かったのか、結果700杯分(お代わり含む)の提供となりました)。
昨年の経験をふまえ、豚汁の具材となる野菜は前日に下準備をして、鍋ごと具材別に分けて袋詰めして持ち込みました。
肉といなりは当日スーパーに予約したものを緑友会事務局で手分けして搬入してもらいました。
いなりについては、2 個ずつのパック詰め直し作業に3人かかりで取り組んでいただきました。
豚汁については3つの鍋で平行して炊き始めました。
<動画はこちら>
当日は、このチャリティ100kmリレーマラソンのほか、中学生向けの学校説明会、学校の取り組みを検討する学校協議会が行われるなど盛りだくさんのスケジュールで、校長先生がスタートラインに着いたのが予定時間の1分前という忙しさでした。
川本会長の話では、チャリティ100kmリレーマラソンは当初から担当されていた先生が今年で退任されるそうで、来年からの開催や支援はどうなるのかと思っていたところ、その先生に若い先生お二人を紹介され、その方々から「私たちが受け継ぎます。引き続きご支援ください」とごあいさつをいただいたそうです。
チャリティマラソンがはじまると、それぞれ走り終えた現役生がやってきました。生徒の取次の整理は吉川先生にお願いしました。ゴマ油のとショウガの香りが効いた豚汁は、生徒には好評でした。
消費ペースが思いのほか進まず、豚汁の鍋は2廻りが精いっぱいでした。そのため、最後の2鍋は残りの具材を全部投入したため、超特盛鍋になってしましましたが、参加者配布後の「おかわりタイム」には50人以上の列ができ、ネギ1つ、汁の一滴まで残さず平らげてくれました(高校生の食欲恐るべし)。
今回はスタッフ以外に、21期生が5人来ていただき、うち1人は調理師免許をお持ちでした。
昨年のキッチンカー21期生もそうでしたが、この資格のある人がいると、保健所対策の負担がゼロになります。
来年度のご参加も川本会長からお願いして了解をいただいたようです。
皆様のご協力のもと、無事に終わらせていただき感謝いたします。
最後の最後までおかわりを待つ列が続きましたこと、そして「美味しかった❗️ごちそうさま❗️」と顔をほころばせる様子にこちらも嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
学校、生徒とともにこの様に交流が持てます機会がこれからも続き、支援の輪が広がりますことを願っています。
フェイスブックにリアルタイムで投稿して、拡散もしていたようで、支援の輪が広がるように広報活動にも力を入れてまいります。
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Facebookのコメントを引用
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富田先生からのコメントでは、生徒さんたちはランチをとても楽しみにしていたそうです。
お世辞でもチャリティーマラソンが毎年大成功しているのは緑友会のおかげと言われるとうれしいですね。
<体育科 富田 年久先生からの報告です>
今年も第19回チャリティーリレーマラソンが、大盛況で無事に終えることができました。毎年のことですが、ヒガスミ生たちのエネルギーを感じることができました。
私が、チャリティーリレーマラソンを始めたのは、1995年(阪神淡路大震災が切っ掛けです)からです。前任校である長吉高校で始め、ネパールに4校の学校を建てることができました。子どもたちのお礼の手紙がたくさん届きました。その中で「学校ができても、お金が無く学校に行けない」と言う声がたくさんあったので、学校に行くための奨学金制度を作ろうと思いました。
東住吉高校には、2007年に転勤してきました。その年の秋から、学校に行けないネパールの子どもたちを助ける、チャリティーリレーマラソンを始めました。現在JASSラルパテというNGOを通して、ネパールの6校の学校100人に奨学金を贈っています。
我々は、ネパールだけでなく、東日本大震災の時は陸前高田市にあった高田高校を支援するために、震災後3週間春休みに高田高校支援のチャリティーリレーマラソンを行いました。その時義援金は200万円集まり無事届けることができました。(この年は、2回実施)
18年間続けられたのは、ヒガスミ生たちの心の優しさだと思います。困っている子どもたちがいるなら、手を貸そうと思ってくれます。また、子どもたちは緑友さんの作ってくれる昼食も大きな楽しみの一つになっています。体育祭に並ぶ伝統行事になりつつあると思います。現役生や緑友さんが一体となって、これからも続いていくものと思っています。
10月13日(日)、サッカー部OB会が開催されました。取材:(緑友会副会長 渡真利 )
11年前、15期の還暦祝うサッカー大会を開催され、その後、毎年東住吉高校のグラウンドで24期まで、還暦サッカーとして繋がれていました。残念ながら、昨年、私の同期の25期にも声がけしましたが、参加叶わず。
今年還暦の26期のサッカー部とは、緑友会も直接の繋がりがもてず、こちらも参加が叶わず。
というわけで、今年は、天下茶屋のフットサル場でOB会として開催されました。
当日は、関東方面からも来られ、14期から24期まで、合計35名のOBが集まられました。
毎月開催のフットサルに参加されてるOBもたくさんおられるとのこと。10月とは思えない暑さの中、約2時間余り、何回も入れ替わり試合を行われました。お元気な姿に、私も、参加したくなりました。
その日の夜は、心斎橋大成閣において懇親会も開催されたようです。
毎月一回、フットサル(JR久宝寺駅前フットサルステージノア)を開催されています
見学、参加ご希望の方は、緑友会へお問い合わせください。
来年、還暦を迎える27期のサッカー部OBの方、是非、参加いただきますよう、お願い申し上げます。
そして、来年は、また、東住吉高校のグランウンドで開催されるよう、緑友会もお手伝いしたいと思います。
特に女子の参加を待ってます。(私の希望 女子が少ないので)
五百蔵 成夫 14期生
東住吉高等学校 創立70周年を祝して開催される式典と公演のご案内です。
公演には、本校出身の落語家7人にお囃子、講談師が加わり、計9人がそろいぶみ。
事前申し込みはご不要です。
是非ご来場ください。
開催日時:2024年11月16日(土曜日)11時30分より受付
場所:東住吉高等学校 体育館
第一部 記念式典 12時〜13時
・開会の辞、校歌斉唱、校長式辞、緑友会会長挨拶、ご来賓祝辞、生徒会会長挨拶 等
第二部 記念公演 13時20分〜14時55分
・芸能文化科3年生による長唄
・口上
・旭堂南龍さん 「平野の街を題材にした講談」
・スライドショー 「ヒガスミ生の今昔」
・ヒガスミ生と落語家合同2チームによるクイズ大会
ご出演の落語家は、ホームページに動画メッセージをいただいた林家染二さん、桂しん吉さん、桂團治郎さん、笑福亭呂翔さんをはじめ、桂佐ん吉さん、桂吉坊さん、桂九寿玉さんです。お囃子(三味線)の岡野鏡さんも登場されます。
受付の都合上、できるだけ第一部からご入場ください。
ご入退場は各部の合間にお願いします。
300席をご用意しています。満席になりましたら立ち見でご了承ください。
事前申し込みは不要です。
体育館1階にて受付手続きをされ、備え付けのスリッパに履き替えの上ご入場ください。<スリッパは用意しております>
みどりホールお披露目会 15時15分~
ブラスバンド部の祝賀公演も予定
(式典の都合により開催時間が多少前後します。)
緑友会館1階の食堂は、みなさまからの多大なご支援により、8月末に多目的ホール「みどりホール」へと生まれ変わりました。食堂はもとより、さまざまな催し物に活用できます。
この機会に是非お立ち寄りいただき、その姿をご覧ください。
みなさまのご来場をお待ち申し上げます。
2024年9月21日(土)と22日(日)の両日、あべのベルタ3階の大阪市立阿倍野市民学習センターにおいて、第53回となる書の作品展「墨友社書展」が開催されました。
2021年、節目となる「第50回」の開催を期にピリオドを打ってはという声もありましたが、もはや伝統とも言える貴重な催しを次の世代に引き継ぐことこそ墨友社の役割であるとの熱い思いから、会員の力を結集し今回まで開催が続けられてきたとのこと。
今回は8期から59期まで20人と元顧問の先生方5人、さらに現役部員5人から寄せられた個性溢れる計30作品が会場を彩りました。
会員が次々と会場を訪れ「お久しぶり」「元気ですか」などまさに書を介して卒業生が繋がっていることを実感しつつ、次回からは「緑友会館」の食堂から「みどりホール」へと生まれ変わった多目的ホールでの開催をおすすめし、賑やかな会場を後にしました。
(取材:文/緑友会広報 25期 渡真利 由香)
みなさまのご支援で完成した母校創立70周年記念「みどりホール」のこけら落としが9月7日(土)に行われました。この日は文化祭の一般公開日。生徒たちがホールの舞台で熱演を繰り広げる傍ら、緑友会も「ホームカミングデイ」を開催。ランチや舞台、応援ハンディータオルなどを用意し、大勢の卒業生らでにぎわいました。緑友会スタッフも、来場者をご接待したり、生徒たちの出し物に見入ったり。同窓生、生徒、家族、友達……、いっぱいの笑顔に包まれ、「人と人とのつながりを大切にする。これもヒガスミ精神」と確信した一日でした。
(緑友会副会長 津地嘉代子、普通科21期)
(※当日の模様は、緑友会ホームページ「会長だより」でも2回にわたってご報告しています。)
生徒たちに人気の唐揚げをメインにした彩りとボリュームたっぷりの500円弁当を45食限定で提供。緑友会からペットボトルのお茶も添えました。事前予約の方々は11時の開始直後から足早に来場。スタッフが厨房に取り次ぎ、揚げたてを「お待たせしました」と配膳。厨房で用意できる最大数が早々になくなりました。
この日の厨房は、一般営業もあって普段の2倍の7人で対応。今年度から食堂を請け負っている「双八屋」の八代常孝専務(39)は「このホールランチで500円は安い、と社長に怒られました。けれどほとんどの方が完食。喜んでいただけて良かったです」。
第二の校訓「二兎を追え」にちなみ、今や母校の〝公式キャラクター〟となっている「ヒガ君、スミちゃん」。その最新図案を学校からお借りし、ヒガスミ応援グッズのハンディータオル150枚を制作、1枚500円で販売しました。
発注から10日足らずで届くというスピードに驚き、受け取ったスタッフから「いい出来栄えです」とすぐに報告もあってホッ。当日はヒガ君、スミちゃんの可愛いPOPと並べて販売。多くの人にヒガスミエールが広がりますようにという願い通り、手に取ってにっこりされる方、お友達、知り合いにもとまとめて購入してくださる方がおられ、校長先生も早速お買い上げ。計72枚の売り上げとなりました。
「思いをかたちに」と全面協力してくれたスタッフに感謝です。
生徒、一般来場者を通じ、こけら落とし最初の演奏が26期生のアコースティックギターだったことは、会長だより㉜「続・祝祭の人模様」で触れていた通りです。
ではトリは? 実はこれ、緑友会副会長、渡真利由香さん(普通科25期)の三線(さんしん)でした。生徒たちの公演が終わったメイン舞台。後片付けまでのわずかな時間に、沖縄民謡「安里屋ユンタ」から始まって「涙そうそう」「満月の夕べ」の3曲を歌付きで披露しました。どこか懐かしさを感じる音色。三線のおけいこを始めて2年ほどだそうです。
左:トップ演奏の長谷川喜也さん 上:街角ピアノを奏でる内本由美子さん(以上、会長だより㉜ご参照) 下:渡真利由香さん
緑友会や学校にお祝い金を持参された卒業生が複数。2㍑入りのお茶を紙コップ付きで差し入れてくださった方などもおられました。本当にありがとうございました。
ホールは一応完成しましたが、老朽危険個所の修理に費用を要し、可動舞台は予定の半数、丸イス修理も一部先送りとなるなど、やり残しがまだあります。引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。