活躍する卒業生

天満繁昌亭が笑いの渦に! 桂 佐ん吉独演会

取材:広報委員 山口 文子(普通科18 期)


2月の寒い日でしたが、大阪天満の繁昌亭に卒業生の桂佐ん吉さん(芸能文化科7 期:普通科45 期)の独演会を観て来ました。
「桂佐ん吉」と書かれた大きな一枚看板を見て、とても感慨深い気持ちになりました。

会場の中に入ると、満席で賑わい馴染みのお客さん同士が、世代を超えて楽しそうに談笑されていました。
落語が好きな人が、自然に出会える場所なのでしょう。

いよいよ開演です。まずは開口一番の桂弥っこさんのお噺が始まり、客席が笑いのエネルギーで暖まった頃、佐ん吉さんの登場です。
演目は「四人ぐせ」。これは、四人の登場人物の癖を演じ分けるという、とても難しい演目のようです。見事に演じ分けられて、客席は笑いの渦に包まれました。

暁あんこさんの華やかな曲芸の後は、佐ん吉さんの「木津の勘助」の実演です。
大阪の歴史や地理を盛り込み、噺の中に、時々アドリブをさりげなく入れる、とても器用な佐ん吉さんの芸でした。

休憩を入れて中入り後、いよいよ最後の演目「御神酒徳利」が始まりました。
算盤占いをする男の噺ですが、どんどんと物語の中に引き込まれます。
お囃子や鳴り物が入り、見事にお稲荷大明神が登場して、演じ切られました。

さりげなく幕間に、時間が押している旨や能登に行くので、
募金をします等の事務連絡も伝える手際の良さは、流石だなと思いました。

今年で落語家生活 25周年を迎える節目の繁昌亭での独演会は、大成功でした。
ホールの出口で能登半島行く為の募金箱を持って、笑顔でお一人お一人のお客様に挨拶される姿が、とても印象的でした。

佐ん吉さん、素敵な独演会と笑顔をありがとうございます。
これからも益々のご活躍を期待しております。